こんにちは。
へっぽこパパです。
はじめに
産後鬱という言葉は出産をしたことがある、またこれから出産をする方は一度は耳にしたことがあるかと思います。
産後鬱は決して珍しい症状ではなく、出産した方の約10%位の方が陥るというデータもあるそうです。
今日は産後鬱になるとどのような症状になるのかをお伝えしますので、これから出産を控える人・出産後の方に是非読んでいただきたいです。
感情の変化
身体的症状
産後うつに伴う身体的症状は、新しい母親にとって深刻な問題となります。まず、疲労感や睡眠障害が顕著です。新生児のケアや夜間の授乳など、不規則な生活リズムが母親の睡眠パターンを乱し、深刻な睡眠不足を引き起こします。この睡眠不足は、日中の疲労感や倦怠感につながり、母親の身体的・精神的な健康を損ないます。
また、食欲の変化も典型的な症状です。一部の母親は食欲不振に苦しむ一方で、他の人は過食に走ることがあります。これらの変化は、ストレスや不安の増加、または栄養バランスの乱れに関連しています。適切な栄養を摂取することが、母親の回復と健康維持に不可欠ですが、産後うつの影響下ではそれが難しくなります。
さらに、頭痛や筋肉の緊張といった身体的な不快感も現れることがあります。これらの症状は、ストレスや不安によって引き起こされることが多く、特に肩や首の緊張は日常のストレス反応として現れることがよくあります。このような身体的な不調は、母親の日常生活における育児や家事の負担を増大させ、産後うつの症状をさらに悪化させる要因となります。
身体的な症状は、産後うつを苦しむ母親にとって悪循環を引き起こす可能性があります。睡眠不足や栄養不足は、感情の安定性や心理的な健康に直接影響を与えるだけでなく、身体的な不快感や痛みをさらに悪化させる傾向があります。このため、身体的な症状に早めに対処し、睡眠や栄養状態を改善することが重要です。加えて、専門家のサポートを受けることで、身体的な不調と産後うつの症状の両方に対処するための適切な対策を立てることができます。
認知的症状
行動の変化
産後うつの行動の変化は、母親の日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。まず、社会的な引きこもりや孤立が挙げられます。新生児の世話や自身の感情の不安定さにより、母親は外部との交流を避け、家の中に閉じこもる傾向があります。これは、友人や家族との交流が減少し、孤独感や孤立感が増大することにつながります。さらに、このような社会的な引きこもりは、産後うつの症状を悪化させる要因となります。
次に、育児や日常生活の責任を避ける傾向があります。産後うつの影響下では、母親は日常的な責任や義務を果たすことがますます困難になります。赤ちゃんの世話や家事に対する意欲やエネルギーが低下し、母親はこれらの責任から逃れる傾向があります。これは、赤ちゃんや家族に対するケアの質や量が低下し、家庭内の緊張や不和を引き起こす可能性があります。
さらに、自己ケアの欠如や無気力も産後うつの行動の特徴です。新生児の世話や家事に追われる中で、母親は自己の健康や幸福を犠牲にすることがよくあります。十分な睡眠や栄養を摂取することが困難になり、適切な自己ケアがおろそかになることがあります。また、産後うつの症状により、母親は日常の活動や趣味に対する興味や意欲を失い、無気力や倦怠感に襲われることがあります。
これらの行動の変化は、産後うつを克服する上で大きな障壁となる可能性があります。社会的な孤立や引きこもりは、母親のサポートシステムを弱め、症状の悪化につながる可能性があります。また、責任の回避や自己ケアの欠如は、母親の身体的・精神的な健康を損ない、回復プロセスを遅らせる可能性があります。したがって、母親が早めに専門家の支援を受け、適切な治療やサポートを受けることが重要です。
まとめ
産後鬱になると様々な変化が出てきます。
もしこれらの症状に当てはまるとなった場合は、まずは出産した病院に相談した方がいいと思います。産後鬱に限らずですが早期発見した方が、治療経過も良いのは間違いないと思います。
よく言うのは2週間経っても改善しない場合は、医師に相談した方が良いそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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